郷土のすばらしさに感動し,郷土を愛する心を養うこと,自分の役割を果たす責任や苦しいことを乗り切る忍耐力を培い,全員が協力して完走した喜びを味わうとともに体力の増強を図ることをねらいとして,1月下旬頃実施している。活動内容としては,校区を縦断して行い,西阿室から須子茂までの17q(平成17年度より生徒数の減少により, 瀬相→須子茂,三浦→西阿室の2コースを年度ごとにに変更)を生徒が紅白2チームに分かれ,健脚を競う。沿道では,地域の方々の熱い声援を受け,生徒たちの励みになっている。
毎年,5月頃,海に囲まれた自然条件を生かし,毎年シーカヤック教室を実施している。シーカヤックを体験し,自然を相手にするスポーツの楽しさを知ることや正しい乗り方をマスターし,自分にあった目標(距離)を決め,その達成感を味わうことをねらいとして実施している。最初のうちは,慣れない手つきでシーカヤックに乗っていた生徒たちも,後半は自分の思うように操れるようになってくる。生徒のなかには,「時間もあっと言う間にすぎてとても楽しかったです。また乗れたらいいなと思いました。」といった声も毎年多く聞かれる。
毎年7月初旬頃,生徒2艇,保護者1艇,計3艇の「板付舟」で古仁屋港から俵港までの約8kmを横断している。板付舟による海峡横断を休験させることにより,気力・体力・忍耐力を養わせることや,校外における体験活動を通して,連帯感を養い,目的完遂の喜びを味わわせること,地域社会における昔の生活を体得させ先人の生きざまに関心を持たせることをねらいとして関係機関,地域,PTAと連携し,全生徒を見守り,安全面に配慮した体験活動を行っている。生徒たちは,途中フェリーの横波を受けながらも,一生懸命漕ぎ続け,気力・体力の限界に挑み,励まし合いながら俵港を目指した。毎年集落の方々や小学校の児童が応援する中,生徒全員が俵港に到着し,目的完遂の喜びや充実感を味わっている。平成2年度から実施している本校の最も特色ある行事の一つとなっている。
生徒の心に落ち着きをもたらし,学校生活に意欲的に取り組む態度を養うことや国語教育の充実と語彙力の伸長を図ること,一冊の本を通読することにより,成し遂げた充実感を味わわせるをねらいとして,朝の読書活動を取り入れている。活動内容としては,毎朝10分間,全校生徒と全職員が一同に介して読書活動に取り組んでいる。(写真は学年読書の様子)自分の興味・関心に合わせて,本を選び,静かに真剣に読んでいる。全員が時間前に着席して,意欲的に取り組んでおり,読解力も向上してきている。
生徒は,毎朝10〜15分間,校庭・校舎内・校門付近・体育館周辺などを自ら進んで清掃し,環境美化に努めている。また,生徒と生徒,生徒と教師のコミュニケーションてもづくりとし大切な時間となっている。
避難訓練
職場体験学習
職場体験学習
文化祭
水難事故防止教室
個に応じた学習指導
本校は全校生徒が11名(1年4名,2年6名,3年1名)のため,個に応じた授業展開を行っている。それぞれの能力に合わせた課題を与えることにより問題解決能力を養うことができる。