
この1週間、職員は出勤するやいなやほうきとちり取りを持って作業を始めます。
トイレ周辺の掃除ではなく、ヤスデ駆除です。

本当はこんなもんじゃありませんが…。

先週から大量のヤスデが校舎裏の壁や側溝に発生し始めました。昨年の今頃を彷彿させます。その状況は、到底、画像でお示しできるものではありません。一回で数千から一万匹以上を専用薬剤で対策を行いました。もううんざりです。
トイレ付近ともなると速攻性のある処理が肝要です。となると人力が最も手っ取り早い!集団ヤスデや歩き回るヤスデを集めていくのです。しかし、塊のヤスデたちは、気持ちよいものではありません。刺激を受けるとガスも出します。安全面から薬剤は限られた場所にしか使えません。

大根畑にも大量に潜んでいます。「うわーあ。イヤだあ、もう」と言いながら、箸で拾いあげていきます。おかげで、子どもたちも箸使いが巧みになってきました。
聞くところによると鹿児島市でも大量発生し市役所の担当課がひどい場合は、本格的駆除作業を実施しているようです。
夜には、どこからともなくやって来るヤスデの姿を横目に、朝の日課活動がいつまで続くのかと思いながら帰る日常。
それにしても、職員は、いらん業務が増えてるのに、よくやってくれます。加えて、難儀さの割に笑い声も高らかで、明るい人たちです。

これはごく一部。実際の処理量は、凄まじいのです。最近は、慣れてきた感があります。