放課後に本校職員とお隣の篠川小学校の職員が校庭で何やら取引をしている現場を目撃しました。
取引しているモノは,松ぼっくりとどんぐりの交換のようです。
本校には余す程の松ぼっくりがあります。お隣さんには,どんぐりと栗に恵まれています。
そこで,取引成立というわけです。

結果,2年生教室には,次のような展示品が設けられたのです。素晴らしい!!
TEL.0997-72-0840
〒894-1745 鹿児島県大島郡瀬戸内町油井603-1
2学期の3校集合学習(&篠川小&嘉鉄小)は,社会科見学の内容で実施しました。
1・2年生は,生活科探検としてAコープさん,古仁屋郵便局にて調べ学習,見学学習を行いました。【画像】
店内・局内の様子をメモに取り,店長さん・局長さんなどにインタビューをしながら探究してまいりました。

「はたらいている人は何人ですか」
「なぜ,やさいをたくさん売っているのですか」
「よく売れるやさいは何ですか」
「はいたつのバイクは何台あるのですか」
「このコーナーはどんなことをしているのですか」
「このカギがあるばしょは,なにですか」・・・



3・4年生は,瀬戸内消防署と瀬戸内警察署,5・6年生は,魚協と海上保安署,町議会議場にて見学学習を進めました。
加えて,上学年になるとことさら気心が知れた関係性もあり,オンラインでない久しぶりの関わりも楽しんだことでしょう。
1・2年生は,近くの公園で鬼ごっこや遊具遊びをしましたが,同い年同士の遊びにたくさんの笑顔がありました。
見学先の店長さん,局長さん,署長さん方が,包み込むようにお迎えいただいたうえに,分かりやすい説明など職場の職員の皆々様に感謝です。
「子どもは島の宝だ」という思いも感じました。懇切丁寧な御対応に,ただただ感謝です。
全学年,充実した学習とすることができました。引率の先生方にも感謝です。
古仁屋高等学校さんとは,学校説明会や中高連絡会,出前授業など年間通した連携を重ねています。
今日は,中高連絡会でした。在校生徒の様子や募集要項の説明など,詳しく伺わせていただきました。
毎年,在校生による学校生活の紹介を聞かせていただいていますが,少人数だからこそのきめ細かな進路決定に係る教師と生徒の関係性に心を打たれます。
本校の卒業生も1年生の時から進学に向けた細やかな指導とともに,補充学習などを続けています。
学校からも「多様な生徒の進路決定には,少人数の強みを使って最善を尽くしている」ということで,就職先の選択や大学進学等,これまでの実績を絶やすことなく切り拓かんとしている様子がひしひしと伝わってきました。根っこは,職員と生徒の密着した関係性にあります。
中学校としては,生徒の進路に係る大切な情報交換の場として,日頃からの連携を大切にしたいと思います。
古仁屋高校の生徒さんたちからは,学校の雰囲気のよさも日々感じているところです。

本日は,中学校の弁論・英語ショートスピーチ大会(町教委主催)があり,弁論に中学2年生が代表で出場しました。
本校は,学級でしのぎを削り,学校代表を射止めるというわけではありません。上級生としては一人しかいないので,中2の生徒が自ずと代表の座に座ってしまうのです。
なので,義務的な使命感も背負いながら,見知らぬ人たちの前での弁論発表となるのです。
緊張したに違いありませんが,登壇後,しっかり前を向き,目を見開いて順番を待つ佇まいがありました。
この生徒にしか書けない事柄を自分の言葉で伝えた弁論を披露してくれました。
この経験は,最上級生としての立ち振る舞いの後ろ盾になると確信しています。よくやり遂げましたね。
会場の後輩も来年に後を継いでくれると思います。