
小学2年生が,生き物を育てた活動で,えらく充実感を味わったらしく,「紙芝居にしてみんなに伝えたい」と言い出したようです。
6月12日のブログ「生き物かんさつコーナー」に掲載した続きになります。
まず,このコーナーにたくさんのお客さんが来てくれたことに感動!

そして,お別れの時に,大切に育てられたことをちゃんと感じたことに感動!

カニのカスミちゃん,カタツムリのサラちゃん,メイちゃん,ルリちゃんとの思い出を大切にしたいという二人の思いがこもった紙芝居でした。
10数分の発表会でしたが,進行から最後のごあいさつまで二人で楽しくやって,みんなから何度も何度も拍手をもらっていました。



それぞれ10枚の紙芝居の精度の高さにも感動でした。大大大成功!
中学生からもほめてもらいました。

<全文紹介>
「はじめてのであい」

あるあめふりのときに、カニを見つけました。なまえをカスミちゃんとつけました。
ぼくは、ずっとカニをそだてたかったので、カスミちゃんを見つけて大よろこびしました。
見たときはふたりともびびんときちゃいました。そうして、そだてることにしました。
生きものかんさつコーナーをつくって、みんなにカスミちゃんたちを見てもらいました。
おそとでたらいの中にいれてカスミちゃんをおさんぽさせていたら、ついに、ミミズをたべているしゅんかんを見ました。
一つしかないはさみをつかって、ミミズをじょうずにたべていました。ムシャ、ムシャ、ムシャ。
ある日とつぜん、カスミちゃんがびょうきみたいになりました。ミミズもあまりたべなかったです。とてもしんぱいしました。
とうとうおわかれの日がやってきて、いけのそばにかえしました。
ぼくは、かなしかったけどみんなにあってたのしかったです。
これからも生きものをそだてていきます。
いままでありがとう、さようなら。 <おしまい>
「かわいい3しまい」

あるあめふりのとき、三びきのかたつむりを見つけました。
なまえを、大きいのはルリ、中ぐらいのはメイで、小さいのがサラとつけました。
おともだちと先生とそうだんしてかうことにしました。
みんなに見てもらいたいから、生きものかんさつコーナーをひらきました。
みんながたくさんに見にきてくれました。
まいにちあさきたら、すいそうの水かえをしました。
せまい虫かごはかわいそうだからおさんぽをさせました。
わたしの手をあるくとくすぐったかったです。
ルリとメイとサラがすきなばしょは、虫かごのうえのうらです。よくそのばしょにいっていました。
はっぱをあげるとおいしそうにたべました。サラのからだがすこし大きくなりました。おせわは、たいへんだけど、どんどんかわいいとおもうようになりました。
とうとうにがす日がきました。おさんぽをさせてから、いけのちかくににがしました。カスミちゃんとメイとサラが「ありがとう。」といっているみたいでした。さみしいけど、元気でいてほしいです。 <おしまい>