油井の稲作活動:田植えの巻(4/23)

 天気にも恵まれ,恒例となった油井の稲作活動は田植えの紹介です。今回は,特筆したいことがありますが,まずは,稲作活動の起こりから。
 油井と言えば,県指定無形民俗文化財の「豊年踊り」です。かつては,これに使う稲ワラを龍郷町から調達していたのですが,費用面や不安定なワラの確保状況もあり,新たに集落内に田んぼを作って,子どもたちも一緒に稲作に取り組むようになったのです。
 今回も手際よく,大人も子どもも一緒に息を合わせて手植えしていきました。
 すると,今年は,三味線教室のおっ師匠さんが,三味線を抱え,シマ唄と太鼓の囃子も加わって田植えを盛り上げます。シマ唄のリズミカルな曲調が更に活気付けていきました。


 そして,今年の田植えも無事に行うことができたのです。

 次は,稲刈りですが,それまでに子どもたちと稲の成長を見守っていきたいと思います。
 約50人での活動となりましたが,油井の風物詩としての一コマが今年も刻まれました。みなさま,お疲れ様でした。

2023年04月23日